9/27/2007

Salt water may replace oil.....???

Just came across this amazing news recently...
It would be certainly a "black swan" if this invention changed the dynamics of the world of energy politics....
Click the subject above to view the clip.

9/23/2007

The Black Swan: The Impact of the Highly Improbable: 予期せぬ出来事(Black Swan)に関する、深く広範囲で刺激に満ちた考察

いろんな本と同時並行で読んでいたら、随分時間がかかってしまったが、同時に「読み終えるのが惜しい」と思ってしまうような本であり、また、立ち止まって考えながら読むような本であった。トレーダーである著者が前作Fooled by Randomnessの内容を更に深耕・発展させて、世の中は標準的な統計学の正規分布曲線(normal curve)で表現されるよりも、もっとfat-tailで予期せぬ出来事(randomness/Black Swan)に遭遇する可能性が高いことを、様々な分野の幅広い話題を縦横無尽に駆使して語る力作。
また、数学モデルの精緻化と標準的な統計学をベースとして「現実を説明できる理論」ではなく「首尾一貫した理論を構築するのに都合の良い諸前提(それが現実から乖離していようが関係ない)を設定し、出来上がった理論に則って現実を解釈しようとする、欺瞞に満ちた科学」としてのeconomics(特に新古典派)やfinance理論を徹底した懐疑的経験主義(skeptical empiricism)によって反証している。
更に、歴史の見方についても、同様のskeptical empiricismに根差しており、歴史に関する記述というのは、その一瞬一瞬を同時代で描いていく物ではなく、所詮は「発生した事実を、後から振り返って、ある文脈で解釈すること」であり、常に後講釈による歪みや曲解(retrospective distortion)を孕み、これがrandomな出来事が発生する確率を過少に評価することにも関係することを示唆している。これは卑近な例で言えば、過去の相場のグラフを「分析」してマーケットの動きに関する後講釈の説明はできても、そこから将来のrandomな出来事を予想できない、ということにも通じると思う。読みながら非常に考えさせられる本である。この本は2007年に読んだ本でベストになる予感が強い。

9/20/2007

Randomと言っても議論の前提は異なっている・・・

ビジネスに生かすギャンブルの鉄則の著者 谷岡一郎氏のrandomの議論の前提は、氏の他の著書も含めて、あくまでも一般的な統計学で言うnormalなbell curveを想定していて、その範囲内でrandomeなことが発生することが確率論的に十分有り得る、と言っているのに対して、The Black Swan: The Impact of the Highly Improbableの著者Nassim Nicholas Talebは、明らかに、その随分先を行っていて、そもそもbell curveなどまやかしで、現実を反映していないと指摘し、総じてnormal curveそのものを否定し、このcurveの形状が異なっているのだと主張している。その点で両者は全く異なる。

9/17/2007

Check how Andy McKee plays his acoustic guitar!

Roaming in YouTube, I happened to come across Andy McKee, who is an amazing acoustic guitarist.
Just listen to "Drifting", one of his many tunes posted there, and you will see Andy do guitar, bass, and percussion parts in one acoustic guitar all by himself!! You've got to see the video clip so that you can believe what you are listening to. Just amazing! I have run to iTune to download his album "Art of Motion.

9/13/2007

Googleの意味というのは、そういうことだったのか.....

遅ればせながら1年程前に買った本書ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
を読んだ。著者が意図した読み方かどうかは解らないが、技術者でもなく1970年代以前に生まれた自分には、インター ネットの「あちら側」と「こちら側」で起こっていることを構造的に描写し、その文脈でGoogleの凄さの技術的・経済的意味等を、非常に楽しみながら読 めた。
また、本書232~238ページ辺りにさらっと書かれている転職、若さと勢いによる人生の急展開、個の確立、職業観等に関する部分には個人的に 共感を持った。31歳で「個人の国際競争力を確立し自らの人生を切り拓いていく所存です」と挨拶状に書いて日本の会社を辞め、渡米し、ビジネススクールを 経て、シリコンバレーでコンサル会社、事業会社と経験を積んだ(後から思えば)何と無謀な企てだったかと思える7年間の自らの米国での経験と多少なりとも 類似しており感慨深く思った。